プライベイト
母からの電話「あ ruruちゃん 今日は早く帰れるのかしら?」 わたし「どうしたの?」 母「なんだか 夕子さんがすごく怒ってるのよ」 わたし「えーやだなー なにしたのー?」 母「わたしじゃなくて 警察がね」 わたし「え?警察?」
そして朝のテレビ番組で中途半端に顔だけは知っているアイドルが出てきて、困ってるのか笑ってるのかわからない顔で、「おはようございまーす♪今日の普通指数は6です♡」って言うにちがいありません。
いつも食べるのは「新作:まだ名前はないシェフの気まぐれサラダ付き」です。 このランチの名前を聞くたびにわたしが彼に言うのは 「気まぐれとかいって許されるのシェフだけだよ」です。 そっかなーって わかっていないようです。 もうね、文字に起こすまで…
その電話がかかってきたのは夜7時をすこしすぎた時間でした。 大学にはいってからできたお友達からです。 部屋にお泊りにきたりしてけっこう仲良くしていました。 ここでは呼びやすいように名前をサマンサとしておきます。 他意はありません。
4人家族のある朝の食卓でのことでした。 父が食卓に腰かけていただきますを言った後、おもむろに母が一通の手紙を手にしました。 「〇〇市のリエさんからお手紙が来ています」 まるでFMラジオのDJのように爽やかな声で話し始めた母の手には水色のかわいい便…